yoshi's blog 気ままに行こう!(^_^)

車中泊を中心とした車旅のブログです。

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「遠野」で民話の世界に触れる旅

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7月14日(日)早朝6時に起床、顏を洗い簡単な朝食を済ませ片づけをして「遠野」に向けて出発した。

まず、目指すは「常堅寺」。裏手に流れる小川が有名な「カッパ淵」です。
ここでカッパが現れるのを待つ予定です。

9時30分頃に「常堅寺」に着いた。ここは駐車場は無いので「伝承園」の駐車場に止めて歩いて向かいます。


「常堅寺」の入り口


くぐって左方向に向かいます。


橋を渡ると、そこは「カッパ淵」です。


有名な「カッパ淵」ですよ!







カッパを捕まえるにはキュウリが良いらしく、釣竿の先にはキュウリがぶら下がっていた。

カッパに会うべくしばらく待っていたのですが、誠に残念ですがカッパには会う事が出来なかったです。(笑)

「カッパ淵」を後にして、「伝承園」を一旦スルーして、駅前に向かいます。
実は駅前周辺には、いくつかの施設が有ります。
①とうの物語館 ②遠野城下町資料館 ③遠野市立博物館 ここまでは絶対に訪問した方が良いと思われる場所です。
更に、④遠野蔵の道ギャラリー(おまけで行きました。)
全て、一か所の駐車場に止めて歩けます。
メインの駐車場は①のとうの物語館で24台、③遠野市立博物館の場所にある市民センター駐車場で60台。他にも離れた場所には有るようですが、①~④を歩いて手軽に見学できる駐車場は84台分しか無く、絶対に早めに車を止めるに限ると思い、急いで向いました。

AM11:00頃に駐車場に車を止めましたが、まだガラガラでした。
しかし、この後1時間くらい(12時頃)には満車状態でした。


「とうの物語館」へ入館します。


遠野市内の観光施設利用共通券、8施設のうち5施設までが利用可能。1,050円


丁度、語り部の時間でしたので、遠野座へ
今も遠野の人々によって受け継がれる日本の原風景に出会い、遠野の文化にふれることが出来る劇場空間です。ここでは素朴で温かい遠野の方言で語り部さんが昔話を聞かせてくれます。

オシラサマ伝説を話してくれました。ほかにもいくつか話してくれましたが、この伝説については後に行く「伝承園」でオシラ堂へのお参りで強く記憶に残りました。
(伝承園で詳しく記載します)
「とうの物語館」は・遠野座・旧高善旅館・旧柳田國男隠居所・昔話蔵
・食事処の伊藤家・お土産屋さんの赤羽根蔵から構成されています。

旧高前旅館は柳田國男展示館として公開されています。

柳田國男が滞在した宿で、明治から昭和にかけての遠野を代表する旅籠として知られています。


柳田國男隠居所
昭和31年1月16日から昭和37年8月8日に88歳で永眠するまで柳田國男が妻の孝とともに過ごした家。
東京都世田谷区成城にあったものを移築したとの事。

柳田國男を好んだ装飾が施された、とても趣のある建物です。ここでは柳田國男の功績や著作を紹介しています。




昔話蔵

この地にあった造り酒屋の蔵を改装し、遠野地方に古くから伝わる昔話を紹介しています。

広々とした蔵の中では、まさに昔話の世界。
座敷ワラシや雪女などの話を切り絵やイラスト、映像などを使って紹介しています。




次にお土産屋さんの赤羽根蔵へ

ここでは2点購入



お腹が空いたので食事処の伊藤家

ジンキスカン丼を頂きました。(しっかり写真に撮るのを忘れてしまいました!)

食事後はすぐ近くに有る「遠野城下町資料館」

遠野は、遠野南部氏1万2千石の城下町として賑わっていました。
城下町遠野の名残の品々が紹介されていました。


更にその奥に「遠野蔵の道ギャラリー」が有り入ってみる事にします。

今回の展示は
高野玲子
絵本『遠野物語』版画展 を展示していました。
(河童と馬)


(ザシキワラシ)


オシラサマのはじまり)


オシラサマ)



次に向かったのは「遠野市立博物館」
ここは遠野の自然と暮らし『遠野物語』の世界について知りたいときは、まずここへ。
展示や映像などで分りやすく学べるように工夫されています。


3部構成になっています(写真は撮影可能なものだけを撮っています。よって写真にしていない貴重な展示品が多数あります)

≪第一展示室≫
遠野物語の世界』を紹介する展示室です。柳田國男をはじめ、多くの人々を魅了してきた物語の背景である遠野の風土を知る事が出来ます。
遠野物語』の一部を展示しながら、原始から近代までの歴史と伝説を物語る資料を展示しています。

≪第二展示室≫
明治までこの地を統治してきた遠野南部氏のコレクションや、明治以降の遠野の暮らしを「町」「里」「山」に分けて展示しています。
古い写真と共に、遠野を愛した写真家・浦田穂一氏の写真を各コーナーガイド役として展示しています。

(遠野の町が最も活気づくのは馬市の日)


(馬と暮らしてきた遠野の農村)


(南部曲り家で馬と暮らしてきた農村の四季をジオラマで再現)


(昭和に撮影された農家の写真と共に、かつて使われていた生活の道後を展示)




≪第三展示室≫
ここは特別展等が有る場合は展示品の入れ替えが有るようですが
特別何もない場合の常設展示は、柳田國男佐々木喜善、伊能嘉矩などの資料を中心に『遠野物語』に関する展示がされています。

全ての展示を見終わり、市内の駐車場に戻ります。
次に向かうのは朝、スルーしてきた「伝承園」です。
一旦、こちらで終了させて頂き続きは第二部として報告させて頂きます。



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