こちらは歌川広重の丸子宿(まりこじゅく)での浮世絵です。
十返舎一九が享和二年(1802年)に書き始めた旅行記『東海道中膝栗毛』が大ブームを博し、そこに登場する主人公のコンビ、通称「弥次さん、喜多さん」は一躍人気者になりました。
歌川広重はこの二人が旅したかのように時折登場させた『東海道五拾三次』(天保4〜5年、1833〜34年)を出版しました。
よく見ると弥次さん喜多さんみたいな旅のお二人さんが、赤ちゃんをおぶった女将さんの接客で名物とろろ汁を食べているみたいです。
早速、歌川広重の浮世絵そっくりな『丁子屋』に行ってみたいと思います。
電話:054-258-1006
定休日:毎週木曜日(月末のみ水・木連休)
営業時間:月〜金/11:00〜15:00 土日祝/11:00〜19:00
【駐車場】
第1駐車場は店舗横にありました。
更に店舗前の橋を渡ると第2駐車場も有ります。自分は第2駐車場に停めました。
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それでは店内に暖簾をくぐり店内に入ります
しばし待つ事奥の座敷に案内してもらいました。
さてメニューですが、やっぱり名物のとろろ汁【丸子】を注文したいと思います。
丁子屋では慶長元年(1596)に茶屋として創業してとろろ汁を旅人に振る舞っていたそうです。
県内農家が育てた粘り気の強い自然薯をすりおろし、自家製味噌と焼津産のかつお節から作った出汁を合わせて仕上げているそうです。
味噌汁と漬物付きの【丸子】、麦飯にとろろ汁をかけて頂きます。
『東海道中膝栗毛』では、とろろ汁まみれで大喧嘩する店主夫婦を見た弥次さん喜多さんが食事を諦めて笑いを堪えて出発するシーンが描かれていますが、自分は完食しましたよ‼️
食後は、併設されている資料館を見学しました。
奥が無料の資料館です。
そこには十返舎一九の像が存在感大でいました!
規模こそ小さいですが、色々は資料があり帰りにのぞいてみると良いと思いますよ…(^ ^)
今回はここまでですが、次回は更に明治のトンネルを経て岡部宿 大旅籠柏屋までをレポートします。
(続く…。)
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