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「遠野」で民話の世界に触れる旅(その2)

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「伝承園」、ここは遠野地方のかつての農家の生活様式を再現し、伝承行事、昔話、民芸品の製作、実演などが体験できます。




曲り家、人馬が同居して直家に、曲り部を増築したのが解ります。もっとも古い時期の南部曲り家で納屋を移築した物の建物です。
昭和51年に国指定の重要文化財になりました。往時の農家の調度品、民具を展示しています。また、囲炉裏を囲んで昔話が聞けます。


この曲り家の中に渡り廊下が有り、一番奥に御蚕神堂(オシラ堂)が有ります。
判りずらいかもしれません。
オシラサマは農業の神様、馬の神様、蚕の神様と言われています。中には、娘と馬の恋物語で知られるオシラサマを千体展示しており、願いを込めてオシラサマ着布を体験する事が出来ます。


オシラサマ》
その昔、農家の娘が飼馬に恋をした、
怒った娘の父親が馬を殺したところが
馬と一緒に娘も天に昇り、
オシラサマになった。
オシラサマは農業の神さま、
馬の神さま、あるいは蚕の神さまとも言われている・・・・・









(渡り廊下にパネルが有りましたので写真に撮りました)

ここは風呂場かなぁ?『湯殿』






水車小屋
昔は、集落共同で水車を設置し、交代で利用、当番日には材料を持って行って、脱穀、粉ハタキ、ワラ打ちなどを行ったとの事です。


佐々木喜善記念館
遠野物語』の話者、土淵町出身の佐々木喜善氏の資料と、同氏をとりまく人々との交流の資料を展示しています。


最後に、ここ「伝承園」の売店で自身のお土産として、これを購入しました。



次に向かった場所は「遠野ふるさと村」

ここは懐かしい農村を再現した場所です。
また、色々な農村体験ができます。



馬とは切り離せない生活が良くわかります。
住む家と馬小屋が一緒になっています。



ここはかなり広い敷地に多数の建物が有ります。

ぶらぶらして、遠野の農村を感じながら一周して施設を後にしました。

これで『遠野物語』を感じる史跡や自然を訪れる旅は終了です。
いつの頃からか語り継がれてきた民話の世界。
カッパや座敷ワラシ達が今も住んでいるような気がする場所
とても素敵でした 『遠野物語』を改めて読んでからまたいつの日か訪ねたいと思います。

さぁ、次は宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』のモチーフとなったと言われる釜石線は宮守のめがね橋へ向かうとしますか・・・・・

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